あなたはクラクションを危険回避のため以外で使ったことがありますか?
人間の五感と視覚の優位性
人間の五感、視覚 聴覚 触覚 味覚 もう一つはなんでしょうか?こたえは嗅覚です。運転では視覚がもっとも重要とされ、つぎに聴覚、そして触覚。この3要素で運転の大部分を形成しています。
あなたは物事をイメージしたり、人の話を聞きながら理解する時に上を見ませんか?この動作は見たもの(視覚情報)を記憶から引き出す時の仕草です。理解を深める時に図や絵、表といった視覚的な理解ツールがあるとスムーズに記憶が形成しやすいタイプです。
逆に考えてみると、説明や商談、講義、身近な部分では頼み事など記憶してほしい事や理解を深めてほしい話をしているときに、相手が上を見たりしているときは考えている又は記憶にアクセスしてイメージをしている時間です。この瞬間は次の話題や新しい話の材料を提示しても聞いてくれてない場合が多いです。上を見てから5秒長い人で10秒くらいは待ってあげないと、耳からの情報は記憶にはたどりつきません。
私の妻はよく私に頼み事をします。妻が朝出かける前に「今日ヨーグルト特売やき買っちょってよ」「11個ね」。私は「はいよ~」といつも通り返事するのですが、いつも通り忘れます。私は完全な視覚優位の人間です。
図に書いてくれたらいいのにと思います。
最近は妻も賢くなり、「ヨーグルト・・・お願いね」と言って出かけた後すぐにショートメールで「ヨーグルト11個」と送ってきます。信用されてません・・・
聴覚の優位性
話しを戻して聴覚の情報は記憶にたどり着くのに時間がかかったり、そもそも記憶にたどりつかない可能性が高い感覚の部分です。
クラクションに当てはめると、クラクションを聞いた人はどのような反応をするのか、クラクションが聞こえてその音情報が何であるのか記憶にアクセスして理解し、自分に向けてのクラクションだと認識したあと、視覚情報により行動する。もしくは音情報が聞こえたけどまったく反応しない。こんなことが起きているんじゃないかとおもう。
要はクラクションンを鳴らしても遅れて反応する。またはどんなに鳴らしても無反応。なんてことが普通にありえます。
片や、聴覚の鋭い(優位性が高い)人は突然の音に驚き、中には怒りが芽生える人もいます。視覚が衰えると、必然的に聴覚の優位性も上がるためお年寄りなどにはこの傾向が強いのではとも考えます。
驚いて突発行動をしてしまい危険な状況になったり、最悪事故がおきたり、はたまた喧嘩になったり、今に始まった話ではないのですがクラクションを鳴らす、鳴らさないは原因となる人があってそれを許せない人がいる。当事者同士の争いは大半はいい結果を招かない。
なので、例えば信号が青になっても進まない車が居たとして、もし鳴らすのであれば当事者以外のやや圏外気味の車が遠めのポジションから複数台で順番に伝言ゲームのように鳴らすのはどうだろうか?まあ効率も悪いし時間もかかるし、その間に気づいてくれたら一番いいのだが・・なかなか解決の見えない所だが一つだけ言えるのは危険を避けるためのクラクションや標識で指定のある場所ではクラクションの使用が認められるが、それ以外は使用禁止に該当する。ので
まとめ
人生長いから気長にクラクションを使用しない方向性で運転に望む。これが一番ではないだろうか・・・
みなさんはどうお考えでしょう?
いろいろな意見、考え、思いが入ってくる運転の非常にむずかしい、デリケートな部分でした。
結論としては思いやりの心で運転をして、危険な状況以外ではクラクションを使用しないし、使用しなくていい交通状況が作れる運転者が増えるようにしたいですね。