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バック駐車でハンドルが何回転回ったのか解らない人はここが問題!!

今回はハンドル操作について考えていきます。
運転操作は慣れてしまえば何てこと無いものなのですが、慣れるまでが大変なもの。タイヤの向き、車の向き、進行速度によって操作のスピードや量をコントロールしなければなりません。状況によって、毎回操作が異なるので、慣れ(自分の中のパターン)が出来るまでは 不安にもなるし、人によっては嫌になって運転を諦めてしまうことも多くあります。そんなお悩みの中の方に少しでも《いいイメージ》を持って練習に臨んでもらえるように、ちょっとしたアドバイスを書いてみようと思います。あなたの運転の処方箋になれば嬉しい限りです。

そもそもハンドルは何回転回るの??

普通車(軽含む)の車は、右または左に《1+3/4》回転します。ざっくり片方に2回転します。

右にハンドルを回したときの様子(タイヤとハンドルの位置イメージ用)

止まったままでハンドル操作は大丈夫??

タイヤと地面には摩擦があります。車は約1000kg〜2000kgあります。そのため、前輪タイヤには非常に大きな力が掛かっています。エンジンオフの状態では人の力でハンドルを左右に動かすのはかなり困難です。摩擦が原因です。ところが、エンジンオンの状態では車がハンドルを軽くしてくれる機能が働いており、軽くハンドルを回せます。この摩擦による力は車を走行させながらハンドル操作することで、軽減されます。
タイヤの為には《止まったままハンドル操作》をすることは、あまりいい状態ではありません。この状態のイメージは大根おろしのイメージが想像できれば簡単にわかると思います。初心者の間は《止まったままのハンドル操作》で慣らして、できるだけ早い段階で【動きながらハンドル操作】を主体とした運転に移行していくのがいいですね。

ただし、バックの練習や駐車の練習など複雑な操作を練習する段階で、あまり慣れていないのに【動きながらハンドル操作】をすることは、パニックを起こしやすいこと、周囲を見ることが難しいので接触しやすいことなどのマイナス要因も多いので、慣れないうちは《止まったままハンドル操作》の方が安全です。

ハンドルを見て操作することはだめ??

ハンドルを見て操作するのは問題ありません!!ただし、ハンドルを見て走行するのはNGです!!バックであれ、前進であれ、走行しながらハンドルを見るのは絶対にダメです。

「どうゆうこと??」と思ってしまいますが、簡単に言うと、止まった状態でハンドルを見るのは構いません。バックなどの練習初期でハンドルを見て何回まわったのか記憶を確かめるのは、別に問題ないと言うことです。私も指導員時代にバカの一つ覚えのように「ハンドルを見ちゃだめ」を連呼したものでした。少なからずそれを聞いた教習生は「絶対にハンドルは見ちゃいけない」と思った人はいたはず。。。反省・・・

ハンドルを見て記憶を確かめるときは必ず《車が止まった状態》でやりましょう。何度かそれを繰り返すうちに、ハンドルを見なくてもハンドルを何回まわしたのかが記憶できるようになりますから心配はいりません。

さらに上達すると、ブレーキやハンドル操作、状況判断をしながら、ハンドルの記憶もできるようになります。全てが同時進行で動いていけます。誰でも最初の1歩があり、全てが成功とは限らない。がんばりましょう。

ハンドルが何回まわったのかわからない場合はどうしたらいいですか???

これは駐車の練習の時によくある質問です。皆さんもこの状態に陥ってプチパニックになった人もいるのではないでしょうか??
基本的にはハンドルをただ見ても“今の状態“(何回どちらに回っているのか)はわかりません。ただ、ちょっとした変化を加えることで、“今の状態“を判断することができます。

では対処法です。このブログの1番最初でも見ていただいた通り、ハンドルは片方に約2回転まわります。これをうまく利用して確認します。

① わからなくなった時点で停止したまま、どちらでも好きな方にハンドルを回して、回らなくなるまで回します。
② 2回転ハンドルを戻します
③ タイヤが真っ直ぐになっているはずなので、少し前進して確かめる。

これで分からなくなった状態を解消することができます。初心者のうちはこの方法で一度、頭の中をリセットすることをお勧めします。

やや慣れてくると、分からなくなった時点で前進かバックで少し動いてみてください。車の曲がる方向にタイヤが向いています。(ビギナー向けではありません)

ハンドルが何回まわったか解らない人はここが原因

原因は人それぞれで、一概には言えませんが、私のレッスン経験上での状況&原因をいくつかあげてみます。

まずは解らなくなる状況から、

状況①  1つのことに一生懸命になったとき。
状況② 自分のイメージと車が違う動きをしたとき。
状況③ ビックリやハッとしたとき
状況④ 慌てたとき

などがあります。どれも心の状態が関係しています。運転はメンタルにも大きく影響されやすく、慣れないうちは自信もないのが当然で、苦手な操作や行動をするときはビクビクしながら運転しているものです。
これは初心者には仕方ない事なのです。なので、周りの人がサポートしてあげる必要があると思います。助手席に乗ってサポートする人は必ず運転練習中に《焦らさない》《驚かせない》《咄嗟に動かせない》《集中させない》練習をサポートしてあげると上達が早まります。

逆に運転者もできれば、《焦らない》《驚かない》《咄嗟に動かない》《集中しすぎない》練習を意識してみてください。

続いて、解らなくなる原因ですが、1番よくあるのがタイヤを真っ直ぐに直したつもりが、真っ直ぐになっていない状態が、プチパニックになるようです。

タイヤは右向きなのに、ハンドルが真っ直ぐ付近にあると勘違いしやすいゾーン

多くの方が、上の赤枠ゾーンでハンドルの向きとタイヤの向きのイメージ違いを起こしやすく、プチパニックになりやすい。
このゾーンをうまく理解してハンドルとタイヤのイメージのズレに気づくようになれれば、かなりの進歩が期待できる。

この場合の対処法は1つ上の段落《ハンドルが何回まわったのかわからない場合はどうしたらいいですか???》の中で紹介したハンドルをリセットする(1度タイヤを真っ直ぐに戻す)ことで、頭の中を1度リセットすることができます。

何よりも《慌てない》《焦らない》ことが大切です。運転は徐々に上達するものですので、失敗も含めていろいろ経験することが上達の近道です。
また、いい指導者に出会うことも上達の近道ですが、教えてもらう人にこのブログを見てもらって情報共有するのもアリかもしれません。

これを読んでくれたみんなの運転上達を願ってます!!明日はきっと上手になる!


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この記事を書いた人

こんにちは
ハートドライブ高知の 伊藤です。
出張ペーパドライバー講習をメインに活動しています。広島市・廿日市市・岡山市・倉敷市・松山市・伊予市・東温市・西条市・四国中央市・新居浜市・大洲市・高知市・南国市・土佐市・馬路村・四万十町・徳島市・小松島市・板野町・善通寺市・高松市などから講習のご依頼をいただいております。
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